人中ってなに?
最近「人中」というワードが流行っていますが、人中とは何かご存知ですか?
人中とは、ひとことでいうと”鼻と上唇の間にある縦の溝”のことです。
年齢を重ねるとともに重力が原因で、頰やフェイスラインなど顔のさまざまな部分が垂れたり伸びたりしてしまいます。そうすると人中も長くなってきてしまうのです。
人中が長いとのっぺりとした面長の印象になりお顔が老けたように見えてしまうので、人中を短くしたいとお悩みの方も多いかと思います。
人中の平均的な長さ
日本人の人中(鼻の下)の平均の長さは1.5cmとされています。
お顔のバランスにもよりますが、2cmほど人中があれば人中が長いとみなされます。
簡単に人中の長さを確かめる方法
人中の平均の長さ「1.5cm」は、だいたい人差し指1本分です。
ご自身の指を人中に当ててぜひ確かめてみてください。
ちなみに人中に人差し指1本、顎に人差し指2本、つまり「人中と顎が1:2」の比率が黄金比とされ、理想の比率であると言われています。
人中を短くするためにはやっぱり人中短縮手術?
「人中が長くて悩んでいる」という人は意外と多いのですが、人中短縮を安易に受けるのはオススメでません。その理由を3つお伝えしていきます。
安易に人中短縮手術を受けない方が良い理由
①適応がある人は意外と少ない
カウンセリングで実際に見ていると、手術適応の方はだいたい1/3程度しかいません。
まずはしっかりとカウンセリングを受け、「唇が平均より長いから、短縮してしまえ!」と安易に考えるのはやめましょう。
②ガミーやロゴボ、唇が厚い方には不向き
人中短縮をすると唇がめくり上がるため、唇が厚く、若干前に出るようになります。そうするとガミーやロゴボなどが悪化する原因となってしまいます。
人中短縮は人によって”良い方向”ではなく”悪い方向”に働いてしまう可能性があるのです。
③唇や鼻の形が変になる
口角が下がってる方が手術を受けると、唇の真ん中だけが吊り上がって富士山のような形に…また、鼻の下の皮膚を引っぱった際に鼻自体が引っぱられ、鼻先が下を向いてしまったり、不自然になってしまったりすることもあります。そうなると可愛いとは言えないですよね。
人中短縮が向いている人
当院でできる人中を短く見せる施術
切らない人中短縮
口の周りは顔の中で最も傷跡が残りやすいので、切らずに人中を短く見せる施術もオススメです!
人中短縮オリジオ
人中短縮オリジオは、美容大国である韓国で今一番流行している引き締め治療Oligio(オリジオ)による施術です。人中にRF(高周波)エネルギーを照射することで、肌を引き締めて人中短縮を図ります。
唇ヒアルロン酸
ヒアルロン酸を唇に注入することで唇のボリュームを増やすことができます。
唇が厚くなると人中も短く見えるのです。
人中短縮ボトックス
人中部分にボトックスを注射することで、上唇の筋肉(口輪筋)の緊張を緩和させることができます。そうすると上唇が上向きになりやすく、人中が縮まったように見えるので、面長な印象の改善やお顔全体に可愛らしい印象を持たせることができるのです。
この記事の監修者
医師
石川 菜緒
Nao Ishikawa
【経歴】
2020年
国家公務員共済連合 九段坂病院
2022年
グローバルビューティークリニック 勤務
2023年 11月
CONTOUR CLINIC TOKYO 勤務