鼻翼挙上術

鼻翼挙上術とは

正面から見た時に小鼻が鼻柱に対して垂れ下がっている状態は一般的にアジア人に多く見られ、鼻翼下垂やあぐら鼻と言われます。
そのようなお鼻は、愛くるしい印象には見えるものの間の抜けた印象になってしまうことと、鼻の存在感が増してしまい忘れ鼻から遠ざかってしまいます。
小鼻の垂れ下がりを切除して、バランスがとれ洗練された印象にする手術です。

このような方にオススメ

ACRとは?

ACRとは正面からみた時の鼻柱・鼻翼の位置関係のことで、一般的には鼻翼に対して鼻柱が少し下がった位置にあるのが魅力的とされています。
鼻翼が垂れ下がってみえる理由としては、鼻翼自体が大きくて、下垂している場合や鼻が短く鼻柱が後退している(columella retraction; 鼻柱後退)場合があります。
鼻翼の下垂を治す施術としては、鼻翼挙上術や鼻孔縁挙上術があり、鼻柱後退を治す治療としては鼻中隔延長などがあります。
鼻翼挙上を行うと鼻は短くみえますが、人中は長く見える場合があり、鼻中隔延長を行うと鼻は長く見えますが、人中は短く見えます。
どちらが原因でどちらがその方にあっているかはお顔全体のバランスを見ながら判断させていただきます。

鼻翼挙上術のメリットデメリット

メリット

デメリット

術式

小鼻の上部分に、三日月のマーキングを行います。
麻酔を行ってデザイン部位の皮膚を切除し、縫合して手術終了です。

術後経過とアフターフォロー

手術翌日

7日目

1ヶ月

手術の腫れも無くなり、自然になってきます。 まだ傷の赤みがある時期です。

3ヶ月

ほぼ完成です。 赤みが減り傷が目立たなくなります。

リスクと合併症について

Q&A

Q1:鼻の穴の左右差も治せますか?

鼻の傾きによる左右差や、斜鼻、鼻腔底の幅の左右差はこの手術では改善ができないのでその他のお施術と組み合わせていただく必要があります。

Q2:切りすぎた場合は治せますか?

鼻翼縮小と同じで切り取ってしまった皮膚の再生はできません。鼻孔縁下降術でも下げる限度があるのでカウンセリングの際に入念なイメージの擦り合わせを行いましょう。

Q3:切った傷は目立ちますか?

1週間は縫った糸が付いている状態です。 1ヶ月目は傷の赤みや硬さがあり、落ち着くまで3〜6ヶ月はかかりますが、通常の経過でしたらお化粧で誤魔化せる範囲内です。

Q4:鼻の穴は大きくなりますか?

多少元の状態よりは大きくなります。

Q5:鼻翼縮小の手術を 1ヶ月前にしました。小鼻の肉厚感や垂れも改善したいのですが、いつからできますか?

傷の具合にもよりますが、近しい部分を切ることになるので最低でも6ヶ月は間隔を空けていただきたいです。

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