日元や口元、フェイスラインなどのたるみは、老け顔の原因となります。
そんなたるみを「改善したい」「予防しておきたい」と思われるのは当然のことだと思います。
しかし、日々の生活の中でたるみを悪化させている習慣があることをご存知でしょうか？
今回は、「たるみ予防」で絶対やってはいけないことをご紹介していきます。
たるみにやってはいけないこと
日焼け
紫外線は肌を老化させる大きな原因になります。
紫外線を浴びるとシミができるというイメージはあると思いますが、実はたるみにも繋がってしまうのです。
紫外線がたるみを起こすメカニズム
紫外線は3種類ありますが、私たちの肌に悪影響を及ぼすのはそのうちの2種類。波長が長くて肌の奥深くにまで届くUVAと、波長は短くて肌の表面にしか届かないですが強いエネルギーのUVBがあります。 この内たるみに繋がるのはUVAで、肌の奥にまで到達して肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンを変性させる性質があります。 この作用によって肌の弾力性が失われ、たるみが生じてしまうのです。
紫外線対策は毎日しましょう
紫外線対策は夏だけで良いと思っていませんか？
実は紫外線は、年中、季節問わず降り注いでいますし、室内にいたとしても波長の長いUVAは窓を通り抜けて入ってきてしまいます。
そのため、紫外線対策は毎日行うようにしましょう。
間違った顔のマッサージ
マッサージをすると顔のむくみが取れてスッキリしたように感じますが、それは一時的なものですし、マッサージをする度に肌に摩擦・刺激を与えることになります。そうすると皮膚を支えるリガメント靱帯という組織が伸びてしまい、この靭帯のゆるみがたるみに繋がってしまうのです。
過度なマッサージはもちろん、顔を触ることもできるだけ控えるようにしましょう。
タバコ
タバコを吸うとニコチンのもつ毛細血管を収縮させる働きによって血管が細くなり、血行自体も悪くなってしまいます。また、タバコがもつ数百種類の化学物質が身体に入ってくると、抵抗しようと活性酸素を大量に発生させてしまいます。その活性酸素が細胞の酸化を招きコラーゲンの生成を低下させるため、肌の弾力が失われシワやたるみが目立つようになってしまうのです。
さらにタバコを吸うことで発生した活性酸素を除去するために、大量のビタミンCが消費されてしまうことも分かっています。ビタミンCの欠乏によってコラーゲンの生成を妨げ、免疫力を低下させてしまうことで肌へ悪影響を与えてしまうと考えられています。
たるみにオススメの治療
オリジオ
Oligio(オリジオ)は美容大国である韓国で、今一番流行している新しい「モノポーラRF(モノポーララジオ波)」です。アジア人向けのサーマクールで、サーマクールよりも痛みも少なく、ダウンタイムもほとんど無いのが特徴です。オリジオはシワたるみの改善だけでなく、お肌のキメなど、肌質の改善やアンチエイジング効果が期待できます。
ソフウェーブ
ソフウェーブは、サーマクール・ウルセラに続く、次世代のタルミ＋美肌マシンとして注目されている美容医療機器。
臨床的に証明された皮膚を傷つけることのないアプローチでコラーゲンを再構築し、顔のシワを改善し、眉毛、首、顎下部のリフティング効果を実現します。
コラーゲンの産生と収縮を促すことで、強い真皮タイトニング効果と肌の再構築が促され、たるみやシワの改善と美肌作用が期待できます。
ハイフ
「ハイフ(高密度焦点式超音波)治療」とは超音波の熱エネルギーにより、肌のたるみや肌質を改善する治療のことで、この治療を行う超音波ハイフマシンの最新機種が『ウルトラフォーマーMPT』です。
一世代前の医療用ハイフマシン『ウルトラフォーマーⅢ』よりもさらに優れた機能により、肌の土台となるSMAS筋膜へ引き締めしやすくなり、強力なリフトアップ効果が期待できるようになりました。
顔各部のリフト効果に優れており、加齢・老化によるシワ・たるみを少ないダウンタイムで複数回の施術によって改善することができます。
切開リフト
切開リフトとは皮膚と皮膚組織を切開し、顔のたるみを全体的に引き上げる施術です。
スレッドリフトやハイフに比べてより効果的にフェイスラインや首のライン、もたつきをしっかりと長期に渡って引き上げることができ、引き上げることで肌にハリも出てきます。 患者様のお悩みに合わせて部分的なアプローチも可能です。脂肪吸引、脂肪注入と合わせて行うとより効果的です。
この記事の監修者
医師
石川 菜緒
Nao Ishikawa
【経歴】
2020年
国家公務員共済連合 九段坂病院
2022年
グローバルビューティークリニック 勤務
2023年 11月
CONTOUR CLINIC TOKYO 勤務
