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コラム

美容整形の麻酔〜完全攻略〜

2024.03.28

手術を受ける前に麻酔のことも確認してますか?

近頃、美容外科手術における事故が話題ですが、実はその原因は手術・手技自体ではなく麻酔とも言われています。

麻酔のことを理解して、クリニック選びにもお役立ていただけるよう、今回は美容整形で使用する麻酔について解説してきます。

麻酔を行う目的

麻酔の3大要素

  1. 鎮静(眠った状態にする)
  2. 鎮痛(痛みを無くす)
  3. 筋弛緩(体の危険な動きを止める)

麻酔の目的はいくつかありますが、全ての目的は「手術を安全に行う」ためにあります。

手術内容や目的にあわせて、薬剤を変えたり、上記を併用したりするのです。

麻酔の種類

麻酔クリーム

皮膚に塗布することで神経終末が存在する、真皮まで局所麻酔薬が浸透し、レーザーの照射時の痛みなどを緩和することができます。

局所麻酔

施術箇所に注射器で麻酔薬を注入して、注入した部位の感覚をなくします。

短時間・小範囲の手術の際に使用されます。

笑気麻酔

笑気という気体を鼻から吸い込みます。

鎮静、睡眠、鎮痛の作用によってリラックスした状態になり、痛みや不安を感じにくくなります。

エクスパレル麻酔

「長時間持続型局所麻酔薬」と呼ばれ、主に施術後の痛みを軽減するために使われ、注入後72時間も麻酔の効果が持続します。

静脈麻酎/全身麻酔

こちらの2つは眠る麻酔です。

静脈麻酔は自分で息をしたまま眠り、全身麻酔は、自身で呼吸する機能も弱まる為、機械に息をさせてもらって眠ります。

全身麻酔は基本的に麻酔科の先生が行い、静脈麻酔は、美容外科医が手術と同時に行います。

よくある質問

Q1:静脈麻酔と全身麻酔どっちの方が良い?

静脈麻酔で行う治療は多く、それで問題なく手術を終えれることが大半ではありますが、静脈麻酔での事故も毎年報告されています。
患者様も執刀医も安全に手術を行えるよう、麻酔科医がいて全身管理してもらえるクリニックを選ぶのがオススメです。

Q2:全身麻酔は体に悪い?

全身麻酔は体に悪いからあまり受けない方が良いということを言われていますが、使用している麻酔薬は24時間で体から代謝されますし、依存などの心配もありません。

コントアクリニック東京では専門医が麻酔を徹底管理

美容外科の世界では執刀医が麻酔医を兼ねるケースが多くみられます。1人の医師が2つの役割を同時進行しなければいけないので、事故に繋がる大きな原因に。

当院では麻酔科医が術中つきっきりで麻酔を管理。安全で、安心して手術を受けていただくことができます。

この記事の監修者

院長

山本 崇弘

Takahiro Yamamoto

【経歴】
2010年
名古屋大学卒業、東京警察病院臨床研修医
2012年
東京大学医学部附属病院勤務、東京大学形成外科・美容外科
2014年
自治医科大学病院形成外科 勤務
2015年
東京警察病院形成外科、大手美容外科
2017年
帝京大学医学部附属病院形成外科
2020年
東京美容外科 銀座院 院長
2020年
東京美容外科 輪郭形成 診療部長
スキンクリニック山本皮フ科形成外科・美容外科院長
2023年 11月
CONTOUR CLINIC TOKYO 開院

【資格】
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会正会員(JSAPS)専門医

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