コラム

【総まとめ】骨切り術前術後の過ごし方

2024.02.18

術前1ヶ月の過ごし方

歯科でクリーニング

歯科医や衛生士に口腔内をチェックしてもらい、磨き残しなどのブラッシング指導をしてもらいます。
骨切り後のプレート感染の大きな原因として口腔内環境の悪さがあげられます。そのため術前の歯石除去、クリーニングがとても大事になります。
必要に応じて虫歯の治療もしていただきたいですが、噛み合わせが変わる可能性があるため、院に相談ください。

禁煙(電子タバコを含む)

タバコの煙は直接的に傷口に影響してしまいますので、術後感染や傷口の治りが遅くなるというようなことに繋がってしまいます。最低でも手術の1ヶ月前から、可能であれば手術が決まったタイミングで禁煙するようにしましょう。

(⚠️手術間近になっても喫煙されているということがわかった場合、手術が延期・中止になりますのでご注意ください)

術前1週間の過ごし方

食べたいものを食べる

術後3週間は流動食、術後8週間は固いものは摂取できません。
そのためできるだけ食べたいものを摂取しストレスなく過ごしていただくことがオススメです。

生活リズムを整える

生活リズムを整え、大きな手術を受けるという自覚を持ち健康的な生活を送るように努めましょう。

術後の準備をしておく

術後は思ったように身体が動かないため、流動食の準備・口腔ケア用品・クッションなどの準備を事前にしておきましょう。術後は摂取できるものが限られ栄養が偏りがちです。市販の介護食や流動食などでも良いですが、料理をする方はスープなどを作ってミキサーなどにかけ冷凍保存するのもオススメです。

手術前日の過ごし方

口腔ケア

1ヶ月前と同じように歯科で最終のクリーニングをお願いいたします。

睡眠・休息

大きな手術を乗り越えられるようにしっかりと休息をとりましょう。ただ、緊張で眠れない方もいらっしゃるのでその場合は仕方ないですが、遊びに行ったりせずにベッドに入って休むようにしてください。

術後

食事

噛み合わせが変わってしまうことがあるため、3週間は噛むお食事はNG。
術前に医師や看護師から案内している指示に従い、食事や水分補給をするようにしましょう。

ポジティブに過ごす

術後の経過が不安で落ち込む方もいらっしゃいますが、骨切りの手術によるダウンタイムは長いということを理解しておきましょう。綺麗になるための手術なのでポジティブに過ごすというマインドセットが非常に重要です。術後1人で過ごすことが不安な方は、ご家族やご友人、パートナーなど信用できる相手に付き添ってもらいましょう。

この記事の監修者

医師

石川 菜緒

Nao Ishikawa

【経歴】
2020年
国家公務員共済連合 九段坂病院
2022年
グローバルビューティークリニック 勤務
2023年 11月
CONTOUR CLINIC TOKYO 勤務

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